第一幕 オーロラ姫誕生日の祝い
『オーロラ姫の16歳の誕生日のお祝いの場面です。初々しさを残しつつも、美しく成長したオーロラ姫が、皆に祝福される喜びを華やかに表現します。』
・上品さを表現するため、上にあげる手は、
高く上げすぎないように。
・お祝いの場面では周りに人がたくさんいることを
意識しながら踊ることが大切。
第二幕 幻影
『狩りにやってきたデジレ王子。真実の愛について一人思い悩む王子の前に、リラの精が現れ、オーロラ姫の幻影を見せます。オーロラ姫に惹かれた王子は、リラの精に導かれ眠りの森を訪れます。』
・後ろ向きに下がりながら、遠いまなざしで導いていく。
・幻影のシーンなので、触れたり見つめたりすることが
まるで幻のようである、というような意識を大切に。
第三幕 結婚式
『100年の眠りから目覚めたオーロラ姫と王子との結婚式の場面です。成長したオーロラ姫の気高さと気品、結婚の喜びを表現します。』
・手の動きは、オーロラ自身の成長を表現します。
一幕の無邪気さから、三幕の大人になる様子を、
上品に表現します。
・足元を丁寧に、
5番に脚をきちんと引き寄せて踊ることが大切。
メイクのポイント
・一幕ではピンク系をメインに、三幕はパープルを加えて大人っぽさを表現。
衣装のポイント
・一幕ではピンク系。二幕は、白とブルーもしくはグリーンを加えて。三幕では、白とゴールドで華やかに。
今回のコーディネート
スタジオマーティ レギュラー講師
田澤祥子 Shoko Tazawa
6歳より今村昌子バレエスタジオにてバレエを始める。
日本ジュニアバレエ受講。
2001年、2002年オールジャパンユニオンバレエコンクール ジュニアの部第5位
2002年、まちだ全国洋舞コンクール ジュニアの部第2位
埼玉全国舞踊コンクール ジュニアの部奨励賞
東京新聞主催全国舞踊コンクール バレエジュニアの部入選
ドイツ国立ライプツィヒオペラハウス付属バレエ学校に2年間留学。
在学中、ライプツィヒバレエ団の「眠れる森の美女」に出演。
帰国後、2009年NBAバレエ団に入団。
「ジゼル」パ・ド・シス、「白鳥の湖」パ・ド・トロワ、「くるみ割り人形」チャイナ、トレパック「コッペリア」スワニルダ等を踊る。
2012年「くるみ割り人形」全幕にて金平糖の精を踊り主役デビュー。
その後、プリンシパルに昇格。
「ショピニアーナ」マズルカ、「クレオパトラ」ビリニカ、「真夏の夜の夢」(クリストファー・ウィールドン版)ヘレナ、「Celts」Red、「くるみ割り人形」クララ、
金平糖、「ガチョーク賛歌」The Dying Poet、「葉は色褪せて」第4パドドゥ、「ブルッフヴァイオリン協奏曲」アクアカップル、ピンクカップル、「ドラキュラ」(マイケル・ピンク振付)にてルーシー役、「A Little Love」(マーティン・フリードマン振付)など、数多くの作品を踊る。
クラシック作品以外にも舩木城、キミホ・ハルバート、伊藤キム、故白石詩子振付の作品な等に多数出演。
2015年7月同バレエ団退団。
現在、フリーで活動中。後進の指導にも熱心に取り組んでいる。
土曜日 15:00-16:30 基礎~初級
土曜日 16:30-17:00 ポワント入門
土曜日 17:00-18:30 ポワント初級
土曜日 18:30-19:00 上級テクニック