独特なバレエの用語を講師がわかりやすくワンポイントレッスン。
動きの意味だけでなく、気を付けたい膝の向き、つま先の向き、脚の様子など詳しい解説付きです。
動脚をパッセ → アティチュードと通過し、
ゆっくり伸ばしていく動き。
足を上げる方向、前・横・後の動きがあります。
(1) デヴェロッペ(前)
・軸足の膝が落ちないように!曲がらないように!
(2) デヴェロッペ(横)
・横に足を上げた時の、膝の向きに注意。
膝がちゃんと ”上” を向いていること!
膝が 前 に向いていたらNGです!
(3) デヴェロッペ(後)
・後ろに足を上げた時の膝が、“下” を向かないように。
股関節を使わないで回すと、膝が下を向いてしまいます。
股関節の動きを意識しながら、曲げた足をぐっと後ろに持っていきます。
足5番から、つま先で、体の横に立体的な弧を描く動き。
(1) 動足を前のクペから斜めに前に振り上げ、横 → 後ろと回していく場合
(左スライド)
(2) 後ろクペから斜め後ろに振り上げ、横 → 前へと回していく場合
(下スライド)がある。
・前 → 横 → 後ろに足を移動させる時、
後 → 横 → 前に足を移動させる時、
足の高さが変わらないように、下がらないように注意。
・膝がちゃんと ”上” を向いていること。
先のデヴェロッペの動きを思い出しましょう!
1番を通過しながら、脚を前後に振る動き。
・床をマッチで擦るように、足を滑らす。
・つま先が “前” を向かないこと。
片脚を前、横、後ろのいずれかの方向に上げ、
上体を保ったまま、脚の上げた方向の反対側に傾ける動き。
(1) 動足を前に振り上げ、上体を後ろへ傾ける場合
(左写真)
(2) 動足を後ろに振り上げ、上体を前へ傾ける場合
(下写真)
足先で床をたたきながら、ジュテ、ク・ドゥ・ピエの間で足を往復させる動き。さらに、動足方向へ回転する。
・5番ポジションで立ち、前の足をバットマン・タンデュで横に出す。
・動足を軸足に引き寄せつつ、勢いよく床をたたきながら、
軸足ルルヴェのク・ドゥ・ピエ。
・そして、動足方向へ半回転。
(左:動作スライド 下:各々の動き写真)
・再び、動足を横に出し、足指の裏で床を擦りながらク・ドゥ・ピエ。
・動足方向にもう半回転する。
・flic-flacとは、”ぴしぴし”とか”ぴしゃぴしゃ”という擬音。
名前の通り、素早い動きを!
・足指の裏で床を擦るときに、カカトが低く下がらないように
足首をしっかり引き上げます。
(左:動作スライド 下:各々の動き写真)
スタジオマーティ レギュラー講師
伊藤マリア Ito Maria
仙台シティバレエ研究所で今村昌子、金井利久のもとでバレエを始める。
小野正子バレエスタジオで小野正子、谷桃子バレエ研究所で谷桃子、高橋佳子等に師事。
高校卒業後英国Ballet Rambert Schoolに留学。
谷桃子バレエ団公演に子役の頃より出演。
ユニークバレエシアター
バレエ連盟TAMA公演にソリストとして出演。
ジャイロキネシス®認定トレーナー
Body Tuning®認定トレーナー
火曜日 18:30-20:00 ボディコンディショニング&入門バレエ
火曜日 20:00-21:30 美しく立って踊る為のポワント基礎(バレエシューズ可)